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散骨(自然葬)の種類

散骨とは、遺骨を墓地に埋葬せずに海や山などにまくことです。
一般的に、散骨は法律上問題があるのではと考えられていましたが、墓埋法では散骨についての規定はありません。葬送のために節度を持って行えば遺骨遺棄罪にはあたらないという法務省の見解も表明されています。
最近では、散骨を行うさまざまな業者も増え、人々の関心も高まっているようです。

※節度とは、遺骨を粉末状にこまかくくだくこと、地域の理解を得ること、自然環境を配慮すること、自分の土地以外の場所であれば地主の了承を得ること、家族や親戚の了承を得ることなどです。

※遺骨を粉末状にするには、自分でハンマーなどを使用して行うこともできますが、散骨を扱う業者や葬儀社に依頼することもできます。(費用が発生します)

※自治体によっては、散骨を禁止するように制定されているところもあるので確認が必要です。

自然葬についてどう思うか

10.1% できれば自分はそうしたい
26.9% 個人の希望ならそうする
7.80% 法律的に問題なければそうしたい
25.2% 自分は墓地に葬ってほしい
11.0% 一部の遺灰なら
14.6% 考えたことがないのでわからない
2.00% その他
2.40% 無回答

財団法人日本消費者協会 第7回「葬儀についてのアンケート調査」(平成15年9月)より

散骨の手続き

散骨を扱う業者によって、埋葬許可証の提示が必要な場合もありますが、散骨を行うのに、特に必要な届出や書類はありません。
しかし、お墓に埋蔵してある遺骨を散骨したい場合は、墓地の管理者に了承を得てから遺骨を出してもらわなくてはなりません。また、散骨をする事によってお墓が不要になる場合は、墓石の御霊抜きを行い、墓石の撤去、墓地を更地にしてから返還しなくてはなりません。改葬とは異なりますので、改葬許可証などは必要ありません。

散骨する場所

遺骨を勝手に埋めることは違法とされていますが、海や山のほか、周囲の人の理解を得れば自宅の庭への散骨も可能です。
しかし、散骨する場所を自分で探したり、家族に散骨してもらうことは難しいものです。業者へ依頼することが望ましいでしょう。

NPO葬送の自由をすすめる会

「葬送の自由をすすめる会」は、遺骨を墓地に納骨するのでなく、遺灰を海や山にまくという自然葬の普及を進めている市民団体です。環境を破壊しない葬送として、現在まで多くの自然葬を行ってきています。
自然葬の契約は、本人の生前契約、遺族による契約、どちらでもできます。

海に眠る散骨代行

海上に、複数体の遺灰を合同で散骨する海洋葬です。横浜と、神戸の2港から出航しますが、遺族は乗船できず、港で見送ります。散骨はスタッフによって代行されます。後日、海図入りの散骨証明書が届けられます。
まく位牌は、全遺骨分でも、一部でも自由ですが、全部まく人のほうが多く見られます。

モンブラン葬

アルプスのモンブランに散骨します。散骨は分骨に限られます。モンブラン山麓の町シャモニーで献花式を行ったあと、ヘリコプターでモンブラン上空から散骨します。家族1名が同行し、献花式やお見送りをするメモリアルツアーとセットになっています。

宇宙葬

遺骨の一部を専用のフライトカプセルに入れて衛星ロケットで宇宙に運ぶ葬送です。地球の軌道上を回り、最後は大気圏に突入して流星のように消滅します。記録ビデオや、宇宙葬証明書がつきます。
別料金で遺族が打ち上げに立ち会うツアーがあります。生前予約はできません。

樹木葬

樹木葬は1999年に岩手県の祥雲寺が美しい里山を残すという主旨で始めた埋葬形態です。
祥雲寺が全山を墓地として許可を得た山中で、火葬後の焼骨を直接地中に埋葬し、そこに墓標のかわりに植樹をするというものです。カロートを作らず、墓石も建てません。遺骨を埋葬するので、散骨ではありません。
1区画は半径1メートルの円内となります。遺骨を埋葬後、墓石のかわりに樹木を植えます。樹種は、ヤマツツジ、エゾアジサイ、バイカツツジなどの低木類から、墓地の環境にあった花木を選びます。
埋葬区画は承継者が引き継いで使用できます。また承継者がいなくても、改葬されることはありません。
宗旨・宗派は問いません。

散骨樹木葬

散骨樹木葬とは、遺灰をまいて、その中心に木を植えるものです。遺骨をそのまま埋葬するわけではないので、墓地としての許可は必要ありません。