沖永良部伝統の「墓正月」にぎやかに/知名

 正月を一緒に過ごした先祖の霊を見送る、沖永良部島伝統の「墓正月」が16日あった。各集落の墓地で、住民らが墓参や墓石を清めたほか、知名町の瀬利覚、田皆集落では、親類が墓を囲んで酒宴を開き、にぎやかなひとときを過ごした。
 瀬利覚集落では、サンゴの石垣で囲まれた墓地に、午後3時ごろから親族が一汁一瓶を持ち寄り集まった。黒糖焼酎を酌み交わしながら、宴は夕闇が迫るまで続いた。
 一家10人で祝った同町瀬利覚の吉田文雄区長(57)は「ご先祖様に感謝しながら飲んだ。親から受け継いだ伝統を次世代にもつなげたい」と話した。
 同島では8月にも墓で酒宴を開く送り盆行事がある。


南日本新聞 - ‎2010年1月16日‎





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