檜皮ぶき 創建当時の姿再現
大徳寺塔頭大仙院本堂 火災の備えも万全
創建当時の檜皮ぶきにふき直された大仙院本堂。新設された防火設備の放水テストも行われた(24日、京都市北区)
京都市北区の大徳寺塔頭大仙院・本堂(国宝)の屋根を銅板ぶきから創建当時の檜皮(ひわだ)ぶきにふき直す京都府教委の工事が完了した。24日、新設した防火設備の放水テストが行われた。
大仙院は1509年、古岳宗亘(こがくそうこう)を開山として創建された。本堂は1513年の建築で東福寺塔頭龍吟庵方丈(東山区、国宝)に次いで古い中世方丈建築。
明治期の修理で桟瓦(さんがわら)ぶきに改められたが、昭和30年代の解体修理で瓦の下地に檜皮ぶきが見つかり、創建時の姿が分かっていた。
檜皮は火災に弱いため放水銃3基と45立方メートルの貯水槽も整備した。大和良章住職(49)は「火災への不安から銅板ぶきにしていたが、創建500年を前に当初の姿に戻せてよかった」と話した。
(2008年12月24日 京都新聞)



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