京都・大覚寺で初の紅葉ライトアップ、11月14日から



 秋の紅葉シーズンに合わせ、旧嵯峨御所の大覚寺門跡(京都市右京区)は、今年初めて夜間特別拝観を実施する。期間は11月14~30日で、大沢池を中心にライトアップし、秋の夜の境内を美しく彩る。

 同寺は、延暦13(794)年に平安遷都した約20年後、嵯峨天皇が建立した嵯峨離宮が前身。ライトアップは「闇夜に照らされる千二百年の悠雅」をテーマとし、大沢池の周辺に照明を配置して、水面に映る心経宝塔や宸殿、勅使門などの建築物も浮かび上がる。

 また、拝観順路に沿って、ワーロン紙(強化障子紙)で包んだ照明を置き、幻想的な空間を演出するという。

 期間中は、細い花弁が特徴的な「嵯峨菊」約500鉢が境内各所に展示されるほか、十二単(ひとえ)や白拍子、直垂(ひたたれ)、狩衣(かりぎぬ)といった時代装束の着付け体験(有料)なども行われる。

 同寺では9月に試験点灯を実施。闇の中で大沢池や伽藍(がらん)などが美しく浮かび上がった。同寺は「柔らかな光に包まれて、1200年の歴史に思いをはせてもらえれば」としている。

 夜間特別拝観は午後5時~8時半。拝観料は一般500円、小学生~高校生300円。問い合わせは同寺((電)075・871・0071)へ。


(2008年10月28日 産経ニュース)





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