新社長に早坂氏就任へ 庄交ホールディングス人事



2008年06月09日

庄内交通グループの持ち株会社、庄交ホールディングス(鶴岡市、真嶋経一郎社長)は9日、本山彌会長、真嶋社長が退任し、新たに早坂剛エル・サン社長(鶴岡商工会議所会頭)が就任するトップ人事を発表した。25日の株主総会・取締役会で決める。

ほかに、代表取締役副社長の吉野公一氏(庄交コーポレーション社長)、取締役の中條繁貢氏(庄内交通監査役)も退任する。新たに早坂氏のほか、村紀明氏(庄内交通常務)が取締役に就任する予定で、これによって同社の取締役は10人から8人となる。吉野氏は庄交コーポレーション社長も退任し、早坂氏が社長を兼務する。一方、任期満了となる監査役人事では、本間道明氏と国井英夫氏(荘内銀行専務執行役員)が退任し、中條氏と菅秀二氏(荘内銀行常務執行役員)が就く予定。

原油価格の高騰や路線バス・観光バスの構造的な赤字、各事業部門の競争激化などから、グループ社の経営は一段と厳しくなっている。グループ6社の持ち株会社となる庄交ホールディングスは、事業全体を見直し、それぞれ抜本的な対策で財務体質の改善を図るため、任期途中での取締役交代に踏み切る。本山会長の健康問題やトップの若返りも考慮した。

新社長となる早坂氏は、冠婚葬祭事業や飲食店経営など、サービス業で業績を伸ばしており、同社は氏のノウハウに期待しながら大胆な経営刷新を進めていく。特に路線バスやホテルなどの対策に力を注いでいく。

早坂氏は「伝統ある企業であり、庄内のリーディングカンパニーになるよう努力したい」、本山氏、真嶋氏は「外部からのトップ登用は刺激になり、各社の活性化が期待できる」と話している。

約32年にわたって庄内交通グループを経営し、鶴岡商工会議所会頭も務めるなど地域経済に大きな影響力を持った本山氏の退任は、世代交代を印象付けている。

山形新聞





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