《茶況》 葬祭向け茶シェア向上へ 製茶問屋役員ら
2008年6月4日
静岡市葵区の製茶問屋の役員は、茶専門店の販売力強化策として、葬祭向けのお茶のシェア向上を挙げている。昔から「香典返し」には茶葉が利用されているが、葬儀を運営する葬祭業者が商品を託され、遺族が地元の茶専門店に依頼することは減っているという。このため、遺族が茶専門店に頼みやすい態勢づくりを促している。
この役員によると、ある葬祭関連業者は年間約10億円の茶を扱う。同じ地域の茶専門店の年間売り上げはほぼ1000万円程度ずつといい、茶専門店が葬儀の茶の扱い量を増せば、経営への効果が大きいという。
このため、地元の葬儀の香典返しは地元の茶専門店などでつくる茶商組合として担う仕組みを整えたり、葬儀の時には遺族から直接、店に注文が届くよう、地域に密着した活動を進めたりする必要があるという。
この役員は「茶専門店は上級茶の重要な販路で、業界発展のために活性化が欠かせない」と話す。 (松本利幸)
袋井・森 茶農家は二番茶の摘採準備を進めている。
掛川・小笠 雨で茶園管理は小休止。産地問屋は消費地と情報交換している。
島田・金谷 産地問屋は中元商戦の戦略を練っている。
川根 産地問屋は販促や消費地情報の収集に努めている。
牧之原 産地問屋は生産農家と情報を交換しながら二番茶の出回りを待っている。
藤枝 茶農家は二番茶生産に向けて、芽伸び状況を確かめている。
▽鹿児島県茶市場(せん茶約18万4000キロ。キロ・円)
平均 1077
高値安値2135 494
(中日新聞)


