葬儀代「妥当」わずか、1割(YOMIURI ONLINE) 2007/12/18



NPOアンケート 「値段わからない」最多

 身内の死で悲しみに暮れるなか、遺族らが十分準備できずに支払うことの多い葬儀費用について、NPO法人「消費者情報ネット」(大阪市)がアンケートを行ったところ、「妥当」と答えた人が約1割に過ぎないことがわかった。適正な費用がわからないまま払っているとみられ、同NPOでは「不透明なところが多い」と、シンポジウムを開くなどして啓発している。


 アンケートは同NPOの会員ら100人を対象に行い、葬儀費用を支払ったことがある人を含めて82人が回答した。

 その結果、葬儀費用を「妥当」としたのは13%にとどまり、「高いか安いか、わからない」が34%と最多。「高い」は27%、「安い」は4%だった。「突然なので言われるまま払わざるを得ない」「目安がほしい」など、費用の基準づくりを求める意見が多かった。

 同NPOが一昨年に調査したところ、葬儀費用の平均は1件約185万円。遺族らの大半は、葬儀を営む際に初めて知るという。

 一方、近畿管区行政評価局が今年、葬祭業者約850社を調査したところ、事実と異なる紛らわしい広告が71件あった。費用を徴収しているのに「寝台車無料」と表示していたのが18件。葬儀業は国の認可制ではないにもかかわらず、「経済産業大臣認可」などとしていたケースも11件あった。

 同NPOの佐久間雄二郎事務局長は「『突然の死』などの場合、業者を選ぶ時間は限られているので、事前に情報収集などをしておくべき」と呼びかける。


出典元:YOMIURI ONLINE(2007/12/18)





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