フランチャイズ化するペットの葬儀社(産経ニュース)



 【インディアナポリス=USA TODAY(フランセスカ・ヤロス)】米インディアナ州カーメルのショッピングモールには、死んだペットにまつわるサービスを提供する店がある。

 コリーン・エリスさんが2004年に開いたペットの葬儀社ペット・エンゼル・メモリアル・センターだ。葬儀社の従業員だったエリスさんは自分のイヌが死んだとき、ペットの葬儀業を思いつき、会社を興したしたという。

 「これから10-15年先、ペットが死ねば誰もがペット葬儀社に電話かけるようになると思う。われわれは業界の先駆者として、ペット葬儀のスタンダードを作っていきたい」とエリスさんは意気込む。

 開業直後、葬儀の依頼は1週間に1件程度だったが、現在は月間約90件の葬儀をこなしているという。エリスさんは需要の拡大をにらみ、店をフランチャイズ化することを決定。7年以内に、500店舗を開設する計画だ。



 国際墓地・火葬・葬儀協会は「エリスさんの葬儀社ができるまで、飼い主は葬儀を頼めるところがなく困っていた。数十社がエリスさんをまねしてペット葬儀業を始めた」という。

 火葬の場合、葬儀費用は230ドル(約2万5300円)から430ドル。料金は体重やつめの型、皮膚の断片など形見を残すかどうかで違ってくる。葬儀の依頼のほとんどはイヌかネコだが、なかにはネズミ、鳥、金魚、チンチラウサギなどもあるという。

 最近、16歳の飼いイヌを心臓病で失ったカール・デービスさんは「遺灰をプラスチックの袋に入れ、手元に置いておきたかった。形見が欲しかった」と話す。

 米国でペットを飼っているのは7100万世帯。年間に使うペット関連支出は約410億ドル。エリスさんの事業拡大は間違いなさそうだ。

(c) 2007, USA TODAY International. Distributed by Tribune Media Services International.

産経ニュース(2007.12.25 21:38)





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