遺骨収納仏壇が人気



遺骨収納仏壇が人気 朝来市の業者


 朝来市の仏壇店が、骨つぼを納めるスペースを備えた仏壇を発売した。墓を建てるまでの間、一時的に使う家族や、遠くの墓まで参りにくいお年寄りらの利用を見込んだ商品。業界団体の審査会で最優秀賞を獲得し、十月下旬の発売開始から既に十基が売れるなど注目を集めている。


 同市和田山町の西本佛壇店(にしもとぶつだんてん=西本正春社長=)。十代の息子を亡くし、仏壇を買い求めた女性が「遺骨をそばに置いておきたかった」と話したのがきっかけで制作した。手元に遺骨を置いておきたい、という声は少なくないという。

 幅五十五センチ、高さ百五十センチ、奥行き四十四センチ。従来の日本家屋と違い仏間などがないマンションで、家具のように床に直接置くことを想定し、これまでの仏壇より背を高く設計した。下部に高さ約六十センチのスペースがあり骨つぼを収められる。

 同店は但馬での販売が中心だったが、新商品で商圏拡大も狙う。西本社長は「先祖を敬う思いは昔も今も同じ。柔軟な発想で新しいニーズに対応したい」と話す。

 仏具などを合わせ、同等の仏壇とほぼ同じ五十二万五千円。同店TEL079・672・5575


出典元:神戸新聞(2007/11/13)





▲このページの先頭に戻る